2018/9/29(土)              主催* 内藤 晃             小さな音語り       「言葉のない歌曲」

9月29日(土) しらべの蔵主催        残席少

小さな音語り「言葉のない歌曲」

出演者 内藤 晃(ピアノ)

昼の部14:00開演(13:30開蔵)/ 夕の部17:00開演(16:30開蔵)

料金 2,000円   全席自由
【プロフィール】

東京外国語大学卒業。桐朋学園大学指揮教室、ヤルヴィ・アカデミー(エストニア)にて指揮の研鑽を積む。2008年、デビューCD Primavera」がレコード芸術特選盤に選出され、「作品の内面と一体化した純粋な表現は聴き手を惹きつけてやまない」と評価される。ピアノ、オーケストラの指揮、映画音楽の作曲など幅広く活躍し、「もっと深い音楽体験」への道案内を志したユニークなレクチャーコンサートが好評。監訳書C.ローゼン著「ベートーヴェンを“読む”」ほか、著作、校訂楽譜多数。月刊「音楽現代」にてコラム「名曲の向こう側」連載中。「おんがくしつトリオ」主宰。ピアノを城田英子、広瀬宣行、川上昌裕、V.トイフルマイヤーの各氏に、指揮を紙谷一衛、L.グリン、曽我大介の各氏に師事。

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僕は歌曲伴奏をこよなく愛しています。川の流れ、ナイチンゲールの鳴き声、星の瞬き。詩に寄り添ってピアノで情景描写をするのは、映画監督や演出家にも通じる面白さがあります。歌曲を準備する時、自分で弾き語りもしてみますし、スコアリーディングのように歌のパートを足して弾いてみたりもしますが、これが案外素敵で、あえてピアノで歌曲ばかりをやってみよう、という構想が生まれました。そもそも、音楽自体、言葉のようなものですが、言葉の力を借りずして歌曲を表現するのは、自分がピアノという楽器でどこまで語れるか、その試金石のような気がしたのです。

メンデルスゾーンはLieder ohne Worte(無言歌)という言葉のない歌曲をピアノで書いていますが、ここで想定されている歌詞について、彼はこんなことを言っています。「たとえ何らかの言葉を思い浮かべていたとしても、誰にも教えたくありません。言葉の意味するものが、人によって異なるからです。歌だけが誰に対しても同じことを意味し、同じ感情を呼び起こすことができるからです。」歌曲から言葉を取り去ると抽象的になるように思えますが、彼は、言葉の多義性を回避することで、逆に普遍性を獲得できると考えていたのでした。

ピアノによる「言葉のない歌曲」。皆さまとご一緒に味わえるのを楽しみにしております。同コンセプトで4月に掛川市で収録した新譜(ソロでは8年ぶり)も同時発売いたしますのでご期待ください。

 

J.S.バッハ(E.ペトリ編曲):羊は安らかに草を食む

F.シューベルト(内藤編曲):愛の便り

F.メンデルスゾーン:言葉のない歌曲集(無言歌集)より(抜粋)

R.シュトラウス(W.ギーゼキング編曲):セレナーデ

G.フォーレ(S.フィオレンティーノ編曲):夢のあとに

F.プーランク(内藤編曲):愛の小径 ほか

 

 

  

 

 

 

 

 

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